タバコの人体への影響
喫煙者はタバコを吸うことにより、頭が冴えてきたり一時の安らぎを得るので、タバコは欠かせないものとして生活の中心に位置づけられています。
タバコを吸い続けると、タバコに含まれるニコチンは様々な精神神経活動が行われている脳中枢神経系に作用していきます。そして、喫煙によるニコチンが体に供給され続けると、ニコチンの神経伝達物質がその人本来の神経伝達物質に入れ替わって、ニコチンで中枢神経機能を代用するようになります。そのため、タバコを吸うことにより神経活動が活発になったり、癒されたりするのです。一方、血液中のニコチン濃度が低下すると脳活動レベルの低下を招き、いらいらしたり、不安感を引き起こします。
またタバコの喫煙は肺癌に羅患する確率を高め、高血圧を悪化させて脳血栓を引き起こす可能性を高くします。さらにタバコは、胃や腸に作用して消化力を弱めて胃に潰瘍をつくったり、ニコチンなどの有害物質が毛細血管を細くして手足の血行を悪くします。妊婦が喫煙している場合は、胎児が死亡したり低体重児が生まれやすくなります。
それとタバコの喫煙だけでなく副流煙にも害があり、副流煙を吸った子供が呼吸機能障害や慢性気管支炎などを起こす可能性があります。